Method
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「生活者」を巻き込んで活動する独自のR&Dメソッドを定型的なシステムにしました。
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言葉情報、テキスト・データの収集~分析を中心とするオリジナルなメソッドです。
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言葉データのまとめ~分析の基本はKJ法です。恐らく日本一の活用者です。
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結実した形で、ライフスタイル・マーケティング分析が得意です。
1)生活現場へのこだわり
マーケティングは机上科学や、実験科学ではなくてフィールド科学だと認識しています。「生活現場」というフィールドで、「生活者」とダイレクトに接して情報を収集し、分析・発想します。
机上のイメージや、Web上のバーチャルなイメージではない、実際に接したからこそのリアルな情報、リアルな実感、アクチュアルな情報、アクチュアルな実感に拘ります。
2)定性情報へのこだわり
WebアンケートやWeb上のチャット・グループ・インタビューも実施します。アンケート収集のスピードや簡便さなど、その有効性は大いに活用すべきです。
しかしやはり、Yes7人でNoが3人、だからYes…という定量的アプローチだけではなく、一人一人の本音の言葉、気持ちを徹底して探索する定性的アプローチに拘ります。
3)身体で考えるこだわり
自分でも自分の本音に気付かない時があります。恥ずかしい、格好悪い…などの意識が働く場合です。その本音に、たどり着くためには、大量のデータ開発が基本です。そんなかたちで大量に開発されたデータに、リアルに身体ごとまみれながら、まとめ作業をするシステムに拘ります。身体で考えることで結論を自ずから実感出来ることに拘ります。
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プロジェクトのスタートに当って、対象メンバーに活動の概要と参加意向を打診します。
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参加意向のメンバーの中から(標準的には)1チーム6人のメンバーで活動チームを編成します。
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活動内容、留意点の伝達、スケジュール調整、データ開発演習などを目的とするオリエンテーション(活動マニュアル研修)を設定する場合もあります。
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まず、「井戸端キャンプ」を開催します。「井戸端キャンプ」とは、活動メンバーが周辺にお住まいのお友達を自宅に招いて催す2時間前後の井戸端会議です。
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案外、知っていそうで知らないのが「生活現場」。発想の最前線である「生活現場」は相手の陣地ですから、生活者の本音がそのままに飛び交います。簡単なアンケートなどを実施することもあります。
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「井戸端キャンプ」の後は、「データ開発」活動になります。「データ開発」活動とは、そのプロジェクトのテーマ(商品)についての気持ち、感情を言葉データで表現していただくことで、標準的には、「(商品)評価データ」と「(商品)使用生活場面データ」の開発となります。
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データまとめは、原則としてチームメンバーによって行います。データ開発者自身によるデータまとめ作業は、その作業のうちに知らず知らずマーケター的視点を内在させる事を狙いとしています。
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その後、プロジェクト・テーマ(商品)についての「全気持ちデータ」開発を実施します。「全気持ちデータ」とは、テーマ(商品)についての全ての気持ちを吐き出すデータです。
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それまでの基礎データをまとめたものに対して、チームメンバーのブレーンストーミング「ブレスト・キャンプ」を1~2回開催し、言葉データの二次加工として点数評価などを加え、「生活者ニーズレポート」にまとめます。定性情報の定量情報への変換を図る作業でもあります。
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その後、「生活者ニーズレポート」をベースに「商品開発アイディアデータ」等の開発とまとめを経て「テーマ(商品)提案生活者レポート」をアウトプットします。
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「テーマ(商品)提案生活者レポート」は、具体的に新商品を提案するというより、生活者のニーズ、ウォンツをもう一度表現するデータとなります。
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この標準的なプロジェクトで全プロセス、2ヶ月半から3ヶ月半程度の期間となります。